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はじめての摺漆

1.ムロの作成

説明
(1)摺漆する器物が十分入るくらいの木箱(蓋付き)を用意します。
(2)用意した箱の内部を霧吹きなどでシュシュッと水で濡らします。
(3)底に濡れた雑巾などを敷いておけば、なお良いです。


・木箱がなければ、ダンボールやプラスチックケースでも可能です。
・漆を乾かすには、ムロの中を温度20℃~25℃ 湿度60%~75%くらいを保ちましょう。

2.素地調整

説明
(1)摺り漆する器物をサンドペーパー♯240番でまんべんなくキレイに研ぎます。
(2)サンドペーパー♯400番をかけ、さらにキレイにします。
(3)サンドペーパー♯600番をかけ、さらにキレイにします。
(4)水で濡らし、固く絞ったウエスで研いだ後の埃をしっかりと拭き取ります。
  木地に付いた水分を乾かします。


・木地はキレイに見えても表面はけっこう荒れています。・240番、400番と粗い方から順番にかけましょう。・この600番をかけることで漆の吸い込みに、かなりの差が出ます。

  • 空研ぎペーパー

3.ほぼテレピン油?と思うくらい薄めた漆で摺り漆
1回め摺り漆 

説明
(1)漆が手につかない様、手袋をします。
(2)テレピン油と摺用上生漆を 9:1くらいの割合で小皿にとり、ヘラでしっかり練り合わせます。
(3)上記の摺用生漆を刷毛で木地に塗っていきます。
(4)塗り終わった漆を摺用古紙で拭き取ります。
(5)さらに拭き上げ用圧縮綿で漆をしっかり拭き切ります。
(6)ムロにいれて乾かす。最低12時間以上はムロの中に入れておきます。


・漆分が薄すぎるように思いますが、ここでいきなり漆分が濃いものを使用すると木地が黒くなり過ぎたり、ムラがキツくなり過ぎたりします。・摺用拭き取り紙で、ほとんど漆を拭き取ってしまいます。拭き残しがあるとムラの原因になります。・拭き上げ用圧縮綿では、漆が圧縮綿にうっすら付くかな?という感じまで、「拭き切る」のが摺り漆をキレイに仕上げるコツです。

  • プラスチック手袋
  • 摺用上生漆
  • 刷毛
  • 拭き上げ用圧縮綿
  • テレピン油
  • ヘラ
  • 摺用古紙

4.刷毛の保管

説明
(1)刷毛に種油をかけヘラで優しくしごき、漆分を落とします。
(2)漆の色があまりつかなくなるくらいまで数回繰り返します。
(3)種油を刷毛にしっかりと含ませます。
(4)サランラップで2重3重に巻いて保管します。

1回目の摺り漆終了


・どんなに頑張っても完璧には漆を落とす事はできません。やりすぎて刷毛が傷まないよう、ある程度でOKです。・刷毛から種油が少し滴るくらい含ませます。

  • 種油

2回目のはじめ

説明
(1)1回目摺り漆で木地表面がケバ立ち、ざらざらしているのでサンドペーパー400番をかけ、
  キレイにします。
(2)サンドペーパー600番をかけ、さらにキレイにします。
(3)触れてみて引っ掛かりがなくなればOKです。
(4)水で濡らし、固く絞ったウエスで研いだ後の埃をしっかりと拭き取ります。
(5)木地に付いた水分を乾かします。

  • サンドペーパー

6.刷毛の準備

説明
(1)保管した刷毛の油分をテッシュなどで吸い取ります。
(2)ヘラを使い、テレピン油で種油をしっかりシゴキ出します。
(ここで刷毛に油分が残ってしまうと、漆を塗った時に乾かなくなります。)


・漆が乾かないトラブルの多くが刷毛の油残りです。十分に気を付けましょう。

  • ヘラ
  • テレピン油

7.2回目摺り漆 かなり薄めて摺り漆

説明
(1)漆が手につかない様、手袋をします。
(2)テレピン油と摺用上生漆を 7:3くらいの割合で小皿にとり、ヘラでしっかり練り合わせます。
(3)上記の摺用上生漆を刷毛で塗ります。
(4)摺用古紙でふき取ります。
(5)拭き上げ用圧縮綿でさらにしっかりと拭き切ります。
(6)ムロにいれて乾かす。最低12時間以上はムロの中に入れておきます。
(7)4の刷毛を保管します。

32回目の摺り漆終了


・2回目の摺り漆もまだ、漆よりテレピン油の方が多めに合わせて行う方が無難です。・とにかく拭き切ることがムラを無くすために重要です。

8.刷毛の準備
3回目のはじめ

説明
「6」の刷毛の準備参照

説明
(1)漆が手につかない様、手袋をします。
(2)テレピン油と摺用上生漆を 5:5 くらいの割合で小皿にとり、ヘラでしっかり練り合わせます。
(3)上記の摺用上生漆を刷毛で塗ります。
(4)摺用古紙でふき取ります。
(5)拭き上げ用圧縮綿でさらにしっかりと拭き切ります。
(6)ムロにいれて乾かす。最低12時間以上はムロの中に入れておきます。
(7)4の刷毛を保管します。

3回目の摺り漆終了


・とにかく拭き切ることがムラを無くすために重要です。

10.刷毛の準備
4回目のはじめ

説明
「6」の刷毛の準備参照

11.摺用上生漆だけで摺り漆

説明
(1)漆が手につかない様、手袋をします。
(2)摺用上生漆100%を刷毛で塗ります。
(3)摺用古紙でふき取ります。
(4)拭き上げ用圧縮綿でさらにしっかりと拭き切ります。
(5)ムロにいれて乾かす。最低12時間以上はムロの中に入れておきます。
(6)4の刷毛を保管します。

4回目の摺り漆終了


とにかく拭き切ることがムラを無くすために重要です。

12.刷毛の準備

説明
「6」の刷毛の準備参照

13.摺用上生漆だけで摺り漆

説明
(1)漆が手につかない様、手袋をします。
(2)摺用上生漆100%を刷毛で塗ります。
(3)摺用古紙でふき取ります。
(4)拭き上げ用圧縮綿でさらにしっかりと拭き切ります。
(5)ムロにいれて乾かす。最低12時間以上はムロの中に入れておきます。

上記の全5回の摺漆で完成としておりますが、さらに摺漆を10回、15回と重ね、より丈夫に・より美しくする事も可能です。また、逆に工程を省き、摺り漆を2回・3回で仕上げることも可能です。
今回ご紹介しました摺漆の方法・やり方はあくまで一例です。技法は色々ありますのでご自分にあった技法でお楽しみ下さい。。
当店では摺漆と表記しておりますが、拭き漆・拭き上げ漆ともいわれます。


とにかく拭き切ることがムラを無くすために重要です。

14.艶上げ

説明
本来は13番の工程で終了ですが、さらなる艶がほしい場合、下記の要領で磨きます。
(1)磨き粉に種油をチョンと付け、指でしっかり練ります。
(2)拭き上げ用圧縮綿、もしくはウエスにつけ、しっかり磨きます。

  • 三和呂色磨き粉(クリーム色)

鹿田喜造漆店
〒600-8042 京都府京都市下京区麩屋町通仏光寺上る俵屋町290 営業時間 9:00~18:30 休業日 日・祝 TEL 075-351-7106/FAX 075-351-3166
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